
描くことをやめれば 心を閉ざせば
なにもかも どこまでも青い空に溶け
永遠に
消えていくのかもしれない

見上げる空は どこまでも続いているから
どこに居ても どこに行っても
あなたを 見つめている
悲しみも 喜びも
痛みに耐えて 前を向く姿も
だから
きっと
いつか
素敵なことが訪れる

描き 打ち消し また描く・・・

一度しかない 今日を
自分の意志で それだけで
生きたいと
願うこともある
人は つながりの中で 生きているけれども・・・

元気ならいい
平気ならいい
元気なふり 平気なふりなら
切なくて・・・
でも
こぼれそうな水滴を
たたえる花が輝くように
痛みをこらえて
立ち続ける姿も輝いている
そうであればいい

蓮は 泥水のみに
大輪の花をつける
怒り 悲しみ 迷い 願い
そのすべてを超え
過去 現在 未来の
そのすべてを受け入れる

光を失うと 輝いた景色は
色を失う
新しい日常という名の 絶念
海市蜃楼

ただ 見つめています
耐えて咲く その姿を
気高く 尊い その命を

懸命に咲く ひまわりのように
笑顔 曇らぬように
ただ 祈るのみ・・・
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