
あと 幾日生きられるか
そんなことは 分からない
舞い降りては また 舞う
光 重なるときを 夢見て

まだ見ぬ瞬間を
都合のいいように描いては
訪れぬ現実に
愚かさを知る
求める夢なら
実現に向かうすべもあるけれど
心に描く景色は
ただ時を重ね
色あせる
それでも また
・・・

季節が訪れれば
花をつける
『また 巡りくる』
その 当たり前のことが
かけがえのないことであることを
知っている

見せる姿も
語る言葉も
現象するものが真実でなく
背後に混沌の誠が潜む
知りつつ言葉を連ね
気づいてなお平静を装う
希つなぐために


そこに 咲いているから
ただ そこに居たいだけ
遠くまで つながっているから
ただ 見つめていただけ
それだけのこと

言葉に できないことならば
言葉を つなぐことなく
通い合う ことができるなら
音もなく 熱もなく
ただ 闇を舞う あかりのように
何年目かの初夏


そこには ない
そんなことは 知っているけど
来た道を たどるように
向かっている
今を いつわるために

穏やかな水面に
ただ 光がゆれるようでありながら
たたえる水は 永遠にたたえ続けることはできない
いつか 満たし
あふれ出す
そのことを 知っている
その姿を 眺めている



雨に たたずみ
風に さまよい
見つめ 問うてみる
なぜ 惹かれるのか?
答えは わたしの心にある

白い壁を 緑の光が染める
緑は
安心
調和
穏やか
を表すというけれど・・・
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