握りしめた手を
そっとひらくよう
こぼさぬように
失わぬように・・・
八月が終わる
黙っていて 過ぎ去るときがあり
黙っていて なお つのる願いがある
同じことは同じ結果に帰着しないことを知る
いつ咲くかと 願い 育てたひまわりが
今日を彩ることに 限りない感謝を込める
その存在にありがとう
求めれば 出会うことができる
その幸せを知り
そうでないことの
切なさを知る
今更ということ・・・
季節を重ねても
まっすぐに伸びて
決して変わらない
何一つ確かなことはないのに
描いて 消して
また描いて
そして また消す
そんなことをしているうちに
ふと気づくと
また 春は巡ってきている
どこまでも走ってゆける
そんな気がする
目指す光があれば
すべてを超えて
その一点に向かうことができる
何が尊いか知っているから
わたしにとって
言葉しか伝えるすべがないのに
その言葉を封じ
代わりの言葉を探し
見つけられない
ただ唯一言えたこと
ありがとう・・・
いつも同じところを
見つめているから
わずかなあかりを見つめ
少しのぬくもりに安堵し
光差す場所を求め
今を彷徨う
ざわめく波を
超えるすべもなく
「幸せ」を願うこと
「幸せ」を望むこと・・・
何一つ
分かってないのに
何も
整理できてないのに
知ったふり
納得したふりをして
また 春を迎えようとしている
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