
その先から たくさんの営みを
眺めてきたんだろうな
喜びに沸き 手を取り合う姿
いがみ合い きびすを返す姿
街が栄え また 衰える姿
人が生まれ 絶える姿
見える世界が広いほど
多くの 思いや願いが去来するんだろうな
そのことを
面倒くさいと感じ
そして 尊いと感じているんだろうな

闇が 金色にかわるとき
今日が 生まれる
瞬間をつなぎ 明日を描くために
同じ空の下にあった
奇跡を かみしめるために

いつまでも降り続く
雨はないから
必ず 日差しが訪れるから
しずくは
日差しに 輝くから・・・

何ができるわけでもないのに
何かが変わるわけでもないのに
分かっているのに
見つめている・・・
過ぎゆく時を
目に映るものと重ねて

冷気に包まれた世界が
光を得て
ぬくもりに つつまれますように
無力と知り 祈る

記憶も 思い出も
時と共に 薄れてゆくはずだけれど
消せない記憶は 思い出として
永遠を刻む
確かに そこに見えるけど
決して たどり着くことのない
虹を追いかける
愚行と知りながら・・・

少し冷たくなった風に
身を任せ
舞い降りたベンチで
さっきまでいた場所を見上げる
役割を終えた今
そこに居場所はない
大地にかえり
新たな営みを支える

偽らない心って
自分だけが知ってる
本当の願いって
隠して深く沈める
変わることがないから・・・

輝きが 描き出す影
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