喜びも
焦燥も
悲しみも
いつも いつのときも
限りない 感謝とともにある
存在そのものに
心から ありがとう!
かたく 握りしめた こぶしを
そっと 開いてみる
そこには なにもない・・・
開いた その手を
今度は ゆっくり 閉じてみる
顔を 上げる
上を 向く・・・
見つめる先に 空があり 大地がある
重なり合って 見えるけど
つながって 見えるけど
どこまで追いかけても 決して交わることはない
だけど
空と大地のあいだには
あなたがいる
わたしがいる
その事実を その奇跡を
感謝とともに 受け止める
やっぱり そう言い聞かせてみる・・・
ふとした ときに
こころに 描いた そんな思いを
稚拙な 言葉で 書き連ねてきたけれど
所詮 空言
真実は 遠くに ある
そんな 気がして
そう 言い聞かせてみる・・・
見つめる 先に
何が あるのだろう
見上げた かなたに
かすかに 見えるもの
希望 未来 過去 絶望・・・
混沌として分からない
四つの瞳で 見つめると
姿が 見えるかもしれない
見えますか? その先にある 何かが・・・
目を 楽しませ
耳を 癒し
心を 和ます
涼を招く その姿と音色
初秋の 今
言葉にできない 言葉を奏でる
聞こえますか・・・
その 一瞬が
ちょっとした 出来事が
見える世界を 変えていく
そんなことって あるんですね
寂しく見えた ひまわりが
今は 笑顔に見える
花言葉:「あなただけを 見つめます」
ごめん
つきあわせて
心は ほかに 向かったまま・・・
思いって 押さえ込むと
限りなく 広がるんですね
言葉って 飲み込むと
溶けて 流れて 思いとなって
やっぱり
大きく なるんですね
だから人は
はき出そうと するけれど
やっぱり そうできないでいる
くりかえし・・・
西日に 背を向け
頭を 垂れる
一夏の終わりを 告げる
それでも・・・
明日の朝 精一杯 背を伸ばし
朝日に 向かう
生ある限り
さっきまで 固まっていた心を
ほどいてゆく あなたの 言葉のように・・・
ありがとう