風に しなやかに舞い
雨に 涙し
陽に 笑顔を返す
飾らず 目立たず
決して おごらず
それでも 凛として 立ち続ける
その姿は 美しい
あなたのように
静寂が 世界を覆い
冷気が 身を包む
眼前に拓ける 画(え)を見つめる
平穏を装えど
かすかに届く 風音に
心ざわめく
無力・・・
今日を終え
明日を迎える
その瞬間を 照らし出す
優しくもあり
冷たくもあり
美しくもあり
見せる表情は
今 この瞬間の 心もちで かわるけど
心を動かす 根っこの願いは
いつも一つ
かわらない・・・
ずっと 大好きです
ずっと ありがとう
ずっと 同じ 明日を夢見てきました
これからも ずっと・・・
心の中は そうです
喜びと 痛みと 感謝を込めて
今日 明日 明後日
そして 未来
ずっとつながっているのに
どんな明日が待っているのか
どんな未来が描けるのか
わからない・・・
でも
今は まっすぐな気持ちで
今を 生きよう
そうしたいから・・・
一年前・・一年の時経て
かわらないもの
同じ花が
同じ願いを 刻む
そこに 光が差すから
美しく 見える
そこに 明かりが見えるから
強く 願い続ける
過去と未来の間の
一瞬のために
隠れた闇には 目を背けて・・・
花言葉:「かわらぬ愛」「悲しみ」 橙:「予言」
時を こえて
のこしたいもの
それは 価値あるもの
万人にとって?
いや
わたしにとって
思い出として?
いや
明日を生きる糧として・・・
感謝と ともに
こころ・・・
今を思い こらえ
耐えきれずに 明日を思い
願い よみがえる
風に 吹かれて
揺れる 小枝のように
離れては 近づき
また 同じところに
もどってくる
そこに あるはずもないのに
そこで 出会えるわけもないのに
かすかな 光が 見えそうで
見えたら 「またね」と言えそうで
向っている・・・
無駄を 重ねることが
真の 思いなら
あえて 重ねる