やがて その役割を終えるのに
赤く 黄色く 色づく葉が
美しく見えるのは
雨に 風に 日差しに 耐えて
今を 迎えているから
かもしれない
やがて おとずれる 新緑が
約束されているから
かもしれない
過去も 未来も 描けるということ
しあわせということ・・・
その姿を
見つめていられることが
喜びであり 幸せである
それなのに
そのはすなのに
同時に
切なく さびしくもある
そのわけは 知っている・・・
駆けていけば 追いつきそうで
手を伸ばせば ふれることが できそうで
・・・届くとこはない・・・
頭で 分かろうとするけれど
心を だまそうとするけれど
また・・・
追いかけている
空を飛ぶ喜びを 知るものは
また 空を飛ぶ姿を描き 羽を休める
人のぬくみを 知る者は
今を生きる 糧とする
それが
はかなき瞬間と なろうとも
描けぬ夢と なろうとも
明日が 今日より素敵な日になりますように
そう願って 今日を終える
明日も きっと
そうしている・・・
心に導かれて そこに向かい
その場に立って 現実を知る
紅葉の始まった 木々を眺め
吹き抜ける秋風に 心 揺れる
点在する光を 車のヘッドライトが結び
形を作る
思いを重ねて 夜を作る
心躍る時が 人生の点ならば・・・
点と点をつないで 今をつくる
願いを重ねて 未来を作る
つなぐべき 次の点を 探しさまよう
鬼ノ城より
曲ですね
まっすぐで・・・
ただ 優雅に咲いているようでも
その実・・・
懸命に 生きているんですね
ただ 笑顔でいるようでも
その実
歯を食いしばって 耐えているのかもしれない
便利さは 不便さと
隣り合わせなのかも
しれない
空間を隔てた やりとりに
隠した思いを
形を変えて
のせる
臆病になったり
思い直したり・・・