
昨日の続きが 今日であり
今日の続きが 明日なのに
明日出会う 太陽は
違った世界を 照らし出すのか・・・
見え方は変わっても
時は流れても
大切なものは いつも同じなのに
その想いを かみしめている

咲き始めた さくらをながめ
遠い空に 想いをはせる
短い春と 実らぬ願いを重ねながら
日常という名の下に

元気いっぱいに見せるとき
本当は 迷っている
明るく振る舞うとき
本当は 不安と闘っている
言葉を飾るとき
真の願いをかくしている
演じることで
今を 生きている

暖かくなってきました
一緒に 過ごせたらいいな
心 弾むときを
心 穏やかなときを
スペイシー125 真っ赤にして
もう3年目を迎えました

変わるもの
風体 冠 世間体
変わらないもの
命の営み 愛

あなたが 美しく咲くことを 願うなら
あなたが あなたの生を 全うすることを 祈るなら
静かに 見つめる
分かっているけれど・・・
もうすぐ さくらの季節が やってきます
この素晴らしい
出会いと 別れのために・・・

振り返ることも 立ち止まることも
見つめることも 気づくことさえしない
でも 懸命に咲いていれば いい
自分の 生を 裏切らなければ いい
そう思ってみるけれど
その実 ぬくもりを求めている
春の 日差しのような
交わす 言葉のような・・・

人が 空を 見上げるのは
自分の 心と 対話するためなんだろうな
偽りのない 心と
明日から また 虚構の自分を演じるために

長く 果てしない 生命の営み
その ほんの 一瞬をいろどる
高等も 下等も
優も 劣も
ない
ただ 歴史という 巨大なつながりの中で
生き 生かされている
その生を 懸命に生きること
そのことこそが 限りなく 尊い
そうである はずなのに・・・