この世に　生まれるのもきせき
同じ時代に　存在するのもきせき
出会うのも　きせき
言葉を交わすのも　きせき

長い長い生命の営みの中で
針の穴にも満たない　偶然

生きるって
そのとこだけで
そんな素敵な
そんな尊い
ことなんですよね


だから
心から　ありがとう

やさしいことをすれば　花が咲く
命をかけてすれば　山が生まれる

つらさも　なみだも　こらえて
今に向き合う
そんな姿を　見つめている
そんなすてきな　あなただから


いっぱい花が　咲いている
どこかで　きっと・・・

自由に　空を舞うことができたら
心を　言葉に乗せることが　できたら

世界の見え方が　変わるかもしれない

強い日差しと　暑さと　乾きに耐えて
開花が約束されるように

心の渇きに耐えると
潤いと　安らぎが　
訪れるのか・・・

同じ空を　眺めても
日々　見え方は変わる

柔らかく穏やかであったり
冷たく空虚であったり

人は
人によって生かされている・・・

水面に映り
光を　散らす
そんな　青を　眺めてみる

時がゆっくり流れ
心が平らになるように


無理と知りつつ
平穏を装う

今　すぐに　駆けて行きたい
その場所に


それを　こらえる　意味を問う・・・

やっと夏だと思ったのに
もう夏が終わろうとしています

時って不思議ですね
あっという間に流れる時
止まったままで動かない時


なにも変わらない
なにも変われない
そんな姿と向き合いながら

闇の訪れと共に
輝きを増す　灯りを見つめながら

「幻想」の意味をかみしめる


非現実的なことがらを
思い浮かべること

そしてまた　
かき消すこと・・・

まるい形って　不思議だな
どこから　始まっても
いくら　ゆっくりでも
前に進んでいれば
同じ場所に　戻ってくる

だから
永遠を　意味するんだな


丸い地球に　沈みゆく夕陽が
やがて　朝日となるように・・・