
南に傾いた
今年 最後の夕陽に
万感を託す
迷うことの 愚かさと
願うことの 罪深さと
描くことの 喜びと
万物への 感謝と
そのすべてが 今であるなら
心に深く刻もう

じっと我慢して
その場に とどまっている
動き出すと 壊れてしまうから
やがて乾き 消え去ろうとも
そうすることしか できないなら
せめて かすかな輝きを眺めていたいから
心を偽りながら・・・

降り積もる雪に
身動きもせず
ただじっと
たたずんでいても
白く包まれたようであっても
すべてを覆いつくすことなんか
永遠にできない
立ち続けるかぎり
いつの間にか また
頭をもたげ
明日を描いている・・・

他愛のない 言葉を連ねて
心を偽る
平静を装い
時を重ねる
風に身をゆだねる
巨石を眺めながら・・・

「ほんとはね」
「ほんとのこと 言うとね・・・」
ふと 伝えたくなる
わき出る言葉を 飲み
違う言葉に 置き換える
繰り返す 日々の営みとして
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