
うそも つき続けたら
本当に なるんだろうか
うその 正しさと
本当の 間違いを知っているから

「正しい」と「まちがい」の
真ん中に
真実がある・・・

汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる
汚れつちまつた悲しみは
たとへば狐の革裘かはごろも
汚れつちまつた悲しみは
小雪のかかつてちぢこまる
汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠けだいのうちに死を夢む
汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気おぢけづき
汚れつちまつた悲しみに
なすところもなく日は暮れる……
中原中也
本当の意味は分からない
ただ なぜか 心にしみる

他愛ない 言葉に
万感を 託す
お疲れさま!
(心をいっぱい砕いて・・・)
ありがとう!
(存在を伝えてくれて・・・)
気をつけて!
(素敵な明日が来ますように・・・)
もどかしさと 喜びを
かみしめて
他愛ないことの
尊さを知る


風に 花びらを踊らせながら
水面に その姿を映す
さくらの散り際を 潔しと言い 人は好むけれど
その実 また訪れる春を描いている幸せに気づかない
漂う 花びらを眺めながら
ゆれる水面に 心を重ねる
見つめるべき事実と
描きたい希望の狹間で
さまようように・・・

不安
なにもかも
わからないこと・・・


手を伸ばせば 届きそうなのに
そうしたいのに
一片の花びらが 舞い落ちることが
怖くて 切なくて
じっと眺めていた
美しく 気高くあることに
心奪われながら

記憶って 薄れていくものだと
思っていたけれど
季節がめぐると思い出し
よみがえる
ハイウエイが 止まったこと
地道を 走ったこと
間に合ったこと
そんな 些細な光景と よろこびと
さくらの咲く季節に
描いて また 消える・・・

会えたらな・・・
今年も さくらは
満開になりました
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