どこまでも走ってゆける
そんな気がする
目指す光があれば
すべてを超えて
その一点に向かうことができる
何が尊いか知っているから
わたしにとって
言葉しか伝えるすべがないのに
その言葉を封じ
代わりの言葉を探し
見つけられない
ただ唯一言えたこと
ありがとう・・・
いつも同じところを
見つめているから
わずかなあかりを見つめ
少しのぬくもりに安堵し
光差す場所を求め
今を彷徨う
ざわめく波を
超えるすべもなく
「幸せ」を願うこと
「幸せ」を望むこと・・・
何一つ
分かってないのに
何も
整理できてないのに
知ったふり
納得したふりをして
また 春を迎えようとしている
見えないはずの風が踊る
隠したはずの心が見える
流れたはずの時が止まる・・・
暖まりたくて
冷たさを忘れたくて
ゆれる炎に 手をかざしてみる